間奏や後奏などでボーカルがギターソロのように演奏する技術を「リフ」または「ラン(またはフェイク)」と言います。
「リフ」は、同じようなメロディを何回も繰り返すものを指します。「ラン」は、自由にメロディを奏でることを指します。
リフ、ランの見本
高度なテクニックであり、正確なピッチ取りと素早さが要求されます。
まずはペンタトニックスケールから
どのようにリフやランを練習すれば良いのか、もしくはどのようにアドリブ力を鍛えていけば良いのかということですが、まず真っ先に覚えるべきなのはペンタトニックスケールと呼ばれるものです。
これは、ドレミファソラシドの中からファとシの音を抜かした「ドレミソラド」でだけで構成されたスケールです。
「ペンタ一発」といった単語もあるくらいで、正直ペンタトニックスケールで適当に歌ってもある程度様になります。
ペンタトニックスケールだけではマンネリ化してきたと感じたら、音楽理論やコードの理解を深めてバリエーションを増やしていくと良いかと思われます。
真似から入ること
最初からアドリブでやろうとせず、まずはリフやランの見本をよく聴いて、その通りに真似してみることから始めましょう。
アドリブは0から作るものではなく、既に持っているものを組み合せて作る方が遥かに簡単です。